西尾の話


 ぼくわたもあるけどー、先に偽物を読んじゃうという。
 そしてネタバレ注意。


偽物語(上)  西尾維新
・前半の各キャラエピソードを読みながら
 いきなりの戦場ヶ原さんの本領発揮にニヤニヤ。
 阿良々木の八九寺に対するツンデレはなんなんだろうかとか思っちゃう。紳士同盟素敵!
 あと、八九寺とか戦場ヶ原とかもだけど、アニメ化にともなった発言が多いね。嫌いじゃねぇ、嫌いじゃねぇぜこういうの。そしてさりげなく、もしかしたら西尾さんなりの釘さしなのか、さりげなくEDで踊らせるな。的な発言が。まぁたしかに、最近もうそういう系はお腹いっぱいだわな。
 言葉遊びで無駄にページを使うのは相変わらず。ページを無駄に使う勇気ってことか。
 あと撫子に対してありえねぇまでの鈍感っぷりはわざとだと思うわけで。そして撫子のごり押しっぷりにふいたwお前そんなキャラだったのかよ。素敵すぎるじゃねーか。ツイスターゲームは本当にしたのかどうか。
 神原はあいかわらず変態だった。まさに変態だった。でも弱気神原も混乱神原も悪くない。で、その何も起ってなかったという部分を詳しく。で、今回の神原はやけにダメ方面の活躍が多いな前半。
 火憐は、あれだ。人識くんだね。月火は別にこれといってない感じだけど、火憐の第一印象は人識くんだ。もしくは出夢。ひゃは笑い的に。あと、阿良々木くんが火憐にだけはすごい強気強気な姿勢なのがお兄ちゃんっぽくてなんかよかった。あと火憐の素敵キャラ具合も好きだ。
 まさかの新キャラ貝木。これはあれか、神原の忍野がいなくなって云々に対する反応か。なんかうさんくさすぎて西東さん思い出すわ。
 最後のガハラさん。まさかのサイコメトリー。そしてなんか可愛い。どうしようもなく。最後の羽川からの説教の反応とか、やばいだろ。
 忘れてたぜ羽川。おそらく化物シリーズで最強キャラな羽川さん。見た目変化も素敵です。
 あと阿良々木くんのちゃん付けも。かわいいなこの奴隷公は。
 うわわわああああああ!!!忍が喋った!!しゃべったよ!!!すげぇ!忍すげぇ!!なんかわからんけど阿良々木くんだけじゃなくて俺も興奮した。ゴールデンチョコレートおいしいもんね。そしてここでメメ的役割を果たす。メメさんそれだけは勘弁してやってください。


・014〜
 うわぁ、貝木さんが西尾作品的ラスボス臭をかもちだしてるよ。なんという西東2号。中学生の財布をすっからかんにするとかどんだけ貪欲だよ。
阿良々木くんの物まねはなんかよかった。でも眼球はなめたくない。
 キスでよかったぜ。正直、今までの展開的に(いや、神原とかの影響で)もっと過激かと思ってたから。
 今回解決はわりとあっさり目だね。まぁ低級ならしかたないけど。と、思ったらそうでもなかったようだった。
 八九寺もやっぱりツンデレでした。むしろお笑い体質か。阿良々木の職業は尊敬できるわ。今回赤札ネタ多いな。できなくもないからそんなに共感できないけど。
 化物シリーズって、やっぱりなんだかんだで阿良々木と戦場ヶ原のやり取りが一番楽しいんだよね。安心できるというか。18にしたってそうだし。
というか阿良々木まじでかっこいいし。そりゃそのあともニヤニヤ空間になるってもんだろ。


・019〜
 かっこいいなぁ阿良々木。お兄ちゃんだよな。まじかっこいい。ずっとそう言ってんだろうが!あたりとかやべぇ。
 あと忍も蕩れる。すごい蕩れる。なにこの英才教育の賜物。メメすげぇ。
 あと火憐もかっこいい。なにそのベストコンディション。男前すぎるだろ。
 で、壮大な兄妹喧嘩なわけですが。火憐は確実に某赤い人レベルに達するよねこれ。人外にもほどがあんだろ。
でもそのあとの兄ちゃんは相変わらず熱かった。まじでちょっと泣きそうだった。なんというか、妹持ちとしてわかるけど、なんだかんだで他人とは違う扱いだよね兄弟とかって。


・021〜
 ちょwww貝木てめぇwwww西東的フリーダムにもほどがあんぞwww
 本当に、まじで西東なみに人間最悪だな。でも偽物っていうタイトルにもつけられるほどの立場なのにまじで居なくなるのか。いやでも詐欺師だし、ちゃっかり居続けても不思議じゃないけどさ。
 っておいまて。いい話で終わってるけど待て。
 戦場ヶ原の最後の発言については、もちろん(下)でなんらかの補完はされるんだろうな。こちとら、阿良々木と戦場ヶ原のニヤニヤのためにシリーズ見てるっていっても過言じゃねーってのに。
というか、多分そういう方向の発言なんだろうな。ってのは予測できてたけどさ。というか、とりあえず阿良々木くんの反応がせめて見たかった。本当に。切実に。


 あぁ、やっぱり化物シリーズはおもしろいね。っていう。本筋だけを書くとこれの半分くらいになりそうな、無駄話のオンパレード。嫌いじゃない。
 さすがに次回最終話っていってるから、これ以上はないだろうけど。でも趣味でかくぶんにはどんどん書いてほしいな西尾さんに。そうすれば、書籍化の道も0じゃないわけだし。
 新房監督に若干の不安もあるし、どこからどこまでをやるのか気になるけど、とにかくアニメ化も楽しみ。